自分探し厨の深層心理てすと【価値観辞典】

ワールドカップサッカー8強逃す!

「負けたことで自信をなくすことはない」

「僕たちは成功した。それは驚きじゃない」

題名 - ワールドカップサッカー8強逃す!
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ワールドカップサッカー惜敗!日本代表8強逃す!


ワールドカップサッカー
惜敗!
日本代表8強逃す!



2002年6月13日、決勝トーナメント進出が決まるチュニジアとのH組最終戦に望んで、

トルシエ監督が「H組を1位突破したら、ブラジルではなくトルコに当たることになり有利な展開だが」



との質問に対して「成功の第一条件は常に夢を抱くこと。ただし、我々の唯一の目標は、

明日の試合に集中することにある。もし突破できたら残りはすべてボーナスだ」と答えています。



ここには、目標を達成する者に共通する法則を見ることが出来ます。

最初に夢を抱くこと、そして、それに至るまでの途中に中長期の目標を設定して集中することです。



この法則は、どこの世界にも存在しているものです。



サラリーマンであるのなら、会社の発展という夢を抱き、その途上に売上目標を設定して集中します。

または、プロジェクトや事業の成功を目標に設定して集中します。



学生であるのなら、一流会社への就職を夢に抱き、途上に大学入試を目標に設定して集中します。

短期的には、期末テストや中間テストを目標にして、集中しているのです。



ただ、分かりきったことなので、今更敢えて口にしていませんが、この法則には隠れた条件が存在します。

「夢」を抱くことができる程ですから、自分が好きなことに関するものでないと難しいものがあります。



トルシエ監督も当たり前すぎて言っていない条件は、「取り組むべきことが、好きであること」なのです。



私たちは、過去に、「好きである夢」を抱けきれずに失敗しています。

漠然と良い会社・良い大学に入ることを目標としましたが、集中しきれずに失敗しています。



絶対に成りたいとか、好きである職業が無かったのです。



「給料さえ貰えれば、会社の発展なんてそこそこで良い、必死になって仕事なんか出来るか」と

思っていれば、売上目標、プロジェクト、事業の成功もその程度の結果にとどまっているのです。


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2002年6月18日、無事チュニジアに勝った日本でしたが、トルコには惜敗し8強には届きませんでした。

「負けたことで自信をなくすことはない」



「僕たちは成功した。それは驚きじゃない」

「次につながって行く試合。別にサッカーは来年もある。勝つこともあれば負けることもある」



と、試合後に選手が語っています。

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好きなことをしている人は、言うことが違う。



「確かにサポーターには勇気を貰った」と言っているのですが、「応援の有無に関係なく、やりたいことはやり続ける」、

彼らにとっては声援があろうがなかろうが関係がないのです。



やりたいことをやっていれば、負けることもあれば勝つこともあるものです。

そんなことは、やりたいことをすることの何の支障にもならない、と言うことです。



私たちは、彼らを見て感動と興奮を覚えましたが、これも彼らには関係が無いこと。

感動と興奮を与えなかったとしても、彼らの生き方は変わらないのです。



また、感動と興奮を与えられた私たちも何ら生き方は変わりません。

一瞬感動しているだけで、自らの生き方は何ら変わらず、やりたいことをやらないのです。

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