自分探し厨の深層心理てすと【価値観辞典】

同じことを何度も何度も書き直す?

これだけ余分な人件費や事務費もあるんだ。

これだけ、無駄なお金が膨大にあるっていうことなんだ。

題名 - 同じことを何度も何度も書き直す?
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各地方の自治体のホームページを覗いてみる。

なんだ、これは的に、やたらと計画やら構想なんてものが掲載されているじゃないか。



50本や100本は優にあるぞ。

どこかを窓口にして、ワンストップで計画を作ってるんじゃない。



死にそうなくらい、忙しく立ち回れる程に、各部署はバラバラに計画を作ってる。

しかも、見れば見るほどに、どれもこれも、内部資料的な駄作ばかりだ。



腹にもない綺麗な言葉と、都合のいい見掛けだけの数字を並べてるに過ぎない。

同じ制度と事業や数字を、何度も何度も焼きまわして、違った計画のように外面だけは整えてるけどね。



で、同じ数字を、一度には聞かずに、その都度その都度ごとに尋ねて、

役人同士が、手の煩わせ合いの、し合いっこができるように作業してるんだ。



そんなことをやってたら、それはもう、スーパー忙しいことに違いないのだろう。

まるで不夜城のように、光り輝く都道府県庁舎を見上げて、そう思う。



深夜にも係わらず、明かりを煌々と照らし、人々を導くってか。

地獄へさ。



そんなに、無駄な計画を作ってたら、そりゃ忙しいですよね。


題名 - 同じことを何度も何度も書き直す?
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何度も、何度も、みんなは同じことを、何度も何度も書き直す。

役人の仕事は、何の意味も無いことを、意味の無いことだと国民に悟られないことにある。



意味の無いことに取り組むけれど、意味あることで忙しいんだと見せかけて偉そうに踏ん反り返ることにある。

計画作りと言えば、如何にも難しそうだけど、何のことは無い、無駄な時間と無駄な手間を掛け合う目くらましの手法に過ぎない。



「何を言うか」

「同じようなことを書いてはいるが、バラバラに作成しているから、とんでもない手間がかかってるんだぞ」



とは、Mr.ピーター・パーキンソンさん、語るに堕ちましたね。

Mr.ピーター・パーキンソンは、役場に暇な人間がいっぱい居るから、それら人間の忙しさの限界にまでコストを掛けられてしまえる。



だからMr.ピーター・パーキンソンは、絵に描いた餅的計画を、「やってる感」を持って作れてしま得るのだ。

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そう、Mr.ピーター・パーキンソンには、2度手間、3度手間・・・50手間・・・

100手間を掛けてもいい程に、時間がたっぷりとある。そして人材も豊富に余ってる。



だから、こんなに壮大な無駄が成し遂げられるのだ。

これだけ余分な人件費や事務費もあるんだ。



これだけ、無駄なお金が膨大にあるっていうことなんだ。

で、コストを一番削減したやつが一番出世するんなら、無駄の塊である計画作りなんてものは止まるのだろう。



そして、せいぜい1本くらいに修練されるのだろう。

なんてったって、もともと無駄に手間を掛ける以外に、何の存在意義も無かったんだ、計画には。



と、言ってしまいましたけど、計画作成を止められるのは、トップに座ってる知事がイケてる場合のお話です。

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