お金のために嫌なことを我慢し続け
嫌いな世界から飛び出していく稀有な人間。
彼らは嫌いなことをやりながら好きなことを達成してのけた。
題名 - お金のために嫌なことを我慢し続け
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嫌いなことを止める。
好きなことを始める。
無謀にもこの2つの矛盾は、一つ一つは関連せずに独立したものとして並び立つ。
今までは、好きなことで食っていかれるようになるまでは、嫌いなことを止めるんじゃないという考え方だった。
でも、それじゃーいつまで経っても誰も目的を達成できやしない。
というほどに人間は器用じゃないのだ。
またそれほど人間余裕もない。
嫌いなことをやってたら、もうそれだけで人生満杯なのである。
疲弊しきって、余力も何もあったもんじゃない。
嫌いなことは、さしずめ、好きなことぺっちゃんこマシーンと言えるだろう。
会社とは、夢壊しマシーン。
組織とは、人間の意欲減退マシーンとなのである。
だから、まずは一方を潰してしまうことにする。
嫌いなことを止めてしまうのだ。
でも、これは嫌いなことをやってる人間からすると、たんなる逃げに映ってしまう。
嫌いなことをやってる人間が、しょうがないな、としぶしぶ認めてくれる
のは、正真正銘、本当に病気になってあわれに没落し朽ちていく姿なのだ。
そして、のちほど、あの人は辛抱が足らなかった。
あの人には根性がなかった。
神経が細やかだった。
だから、生きていけなかったのだ。
と、追い打ちをかけられて。
題名 - お金のために嫌なことを我慢し続け
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いかがだろうか。
本当に異常者なのはどちらだろうか。
嫌いなことを止めるという、もっともシンプルな欲求を、絶対にするなという方々。
お金のために嫌なことを我慢し続けろって。
変化するな。
じっとそのまま動くんじゃない。
変化するなら、見栄えを考えろ。
世間体が悪いじゃないか。
嫌いなことをやってる人間とは、本当にやっていて辛くならないのだろうか。
果たして本当に病気なのはどちらなのだろうか。
題名 - お金のために嫌なことを我慢し続け
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さて嫌いな世界から飛び出していく稀有な人間。
彼らは嫌いなことをやりながら好きなことを達成してのけた。
言わば嫌いな世界で己を見失うことなく生き残った人種である。
でもこれは相当上級者向けに思われる。
達成率1%という超人クラスだろうか。
そんな超人ほど器用じゃない我ら普通の神経の持ち主は、無謀にも帰りのことなど考えずに好きなことに突入するしか道はない。
だって、そうでもしないと好きなことなんてできっこない。
そう、普通の人々は無鉄砲になってようやく好きなことを成就させることができるぐらいなのだろう。