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RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
2010年5月30日(日)鑑賞
RAILWAYS49歳で電車の運転士になった男の物語
映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」を観ました。
いやー泣いたよ。
最高だったよ。
当然なんの文句もないよ。
泣かされて「負けた」とも思った。
自分にはここまで書けない。
と、同じレベルで比較している自分に気がついたよ。
プロ集団と無収入の素人ひとりじゃそりゃ勝負にならないに決まってるのに。
主人公は大手家電メーカーの経営企画室長で、取締役への昇進が内定していた。
会社で働くことに何の違和感もない、一見、順風満帆の人生が映し出されていく。
それが母親の病気と同僚の交通事故を契機として変わっていくのである。
子供の頃の夢だった一畑電車の運転士になることを思いだすのだ。
バタデン。
そうか島根では一畑電車株式会社(いちばたでんしゃ)は、「ばたでん」で親しまれているのか。
かくして主人公は夢を実現するために大手家電メーカーを辞める。
周囲からは温かみのない会社人間、ダメな夫でダメな親と捉えられていたのに、夢に向かって歩きだしたとたんに人間臭くなっていくのだ。
温かく人情味があり愛があり夢があり。
そう、彼は普通の人間へと戻っていった。
これが泣かずにおれようか。
これを見て心を動かされない奴はもはや人間じゃないだろう。
三浦 貴大(みうら たかひろ )さんが脇を好演している。
三浦友和さんと山口百恵さんの二男なんだ、この方は。
その彼もまた、いったんは夢を失ったが、再び夢を取り戻すに至る。
主人公は、次の就職が決まったから、今の会社を辞めたんじゃない。
会社を辞めてから次の就職を決めているのだ。
この順番の違いがお分かりだろうか。
我らは次の就職がないから今の会社を辞められないと言いわけをするのである。
主人公は、そんな言いわけはしない。
と言うか、そんな次元の低いかけ引きは、この映画を愚弄することになるだろう。
食べていかれるかどうかなんて物差しはここにはないのだ。
あるのは、夢を実現したいかどうかという、この一念だけである。
さあ、どうする、あなた?
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