お金持ちは高学歴と相場が決まった
友達は私を必要とした訳じゃない。
必要としないから、その存在を拒絶しただけである。
題名 - お金持ちは高学歴と相場が決まった
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でもしばらくすると、英語のビデオや音楽を聞かせる友達の親が現れて、中には英語教室へ通う者も出現しだした。
こちらはと言えば、裸足でそこら中を駆け回り、近所の人からはあの子ったら鼻を垂らしてる、と指摘された。
海に浮かんだビニールボールを拾い損ねて溺れた友達を救い、人命救助で表彰されるも、
危ない遊びを一緒にしていた自分にとっては恐縮至極で、溺れさせたのは私のようなものでもあったという時代の話である。
いったい、この違いは何だ。
「いい子ちゃん」と「悪たれ」の違いはいったい何なんだ。
親の教育への関心度や絶対的情報量の違い、というのもあるだろうが、要は、お金持ちか貧乏人かの違いだったのか。
高学歴の家庭ほど、年収が高いと言われて、自然、お金持ちとは、教育への関心が高くて情報量もすごいと、そう決まったんだろうか。
お金持ちは高学歴と相場が決まったようだ。
そして、最新情報にも敏(さと)いと決まったようだ。
だったら、貧乏人は情報に疎(うと)くて学歴もないと決まりだね。
そう、決まった我らは、普通の情報を入手し、普通の学校へ通い、
普通の会社へ勤め、わずかなお金を手にして死んで行くのだろう。
また、お金持ちは、学歴を手にし、首相や大統領という職を手にしたけれど、
また同時にぐちゃぐちゃの脳みそをも手に入れて、そして死んで行く。
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学校は私を欲した訳じゃない。
私が存在するから、ただ仕方なく受け入れてるだけである。
友達は私を必要とした訳じゃない。
必要としないから、その存在を拒絶しただけである。
会社は私を必要とした訳じゃない。
私が会社を求めたから、会社はただ仕方なく受け入れただけなのだ。
私の代わりなんて五万と居る。
普通の歯車の代わりは、普通の歯車で十分足りるのだ。
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我らが神経をすり減らし、ビビってきた世間にしたって、気を使う程の値打はなかった。
じゃー、人間の値打ちは何で決まるかだが、どうやら、世間が我らを必要とするかどうかは関係ないみたいだから、
値打ちという概念は人間を測るモノサシとは成り得ない。
強いて言えば、己が如何に生きるかが値打ちのようなものだろうか。
どうやら、世の中に迎合せず、独立独歩、自分らしい生き方を貫くあたりに、人間としての値打ちはあるらしい。