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ひとり映画シネマレビュー 白夜行

映画白夜行を観ました。白夜行は2006年に100万部、2010年200万部突破という東野圭吾さんの超ベストセラーミステリーの映画化である。1973年に起きた大阪質屋殺し。何人か容疑者がいたが迷宮入り。人の心を失った者の冷たいまでの狂気が普通に描かれる。

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ひとり映画シネマレビュー 白夜行

2010年02月10(木)鑑賞

白夜行



映画 「白夜行」を観ました。

白夜行は2006年に100万部、2010年200万部突破という東野圭吾さんの超ベストセラーミステリーを元にした映画である。

1973年に起きた大阪質屋殺し。
何人か容疑者がいたが迷宮入りとなる。

その犯人は心を失った人間の冷たい狂気。
ひとことで言えば、こわーーー、なのだ。



犯人の女も怖いけど男も怖い。
いや人間とはなんと怖い生き物か、という恐怖の映画である。



2006年にテレビドラマ化された白夜行を見てもそう思ったものだ。
ドラマの中での西本雪穂のせりふに次のようなものがある。

「腹が立ったら暴力なんてどこまで幼稚なのよ」
「私の都合のいいように転がってくれればそれでいい」
「騙されるほうがバカなのよ」



おお、こわーーー。

現実にこんな言葉言われたら、しょんべんちびって、次の瞬間には殺意が生まれ・・・って、実際、これに類する言葉を投げかけられたこともあるから、なおさら恐怖心は高まる一方。

「全部計算だからってなんなのよ」
「最終的に決めたのはあんたでしょ」

という計算高い女とそれにうまく転がされてしまった男。
最後には男は死に、女は男の死体に背を向けて未来に歩いて行く。



ドラマでは主人公の心の動きが描かれていたのだけれども、映画では男女の心の描写は一切なく、たんたんと冷酷な犯罪が叙事詩的に行われていくのみである。

そしてこの犯罪のからくりが複雑怪奇。
よくもまあ、こんな設定が考えられたものだ。
と感心するしかない。

天才である。
こんなストーリーを考えられるだなんて尋常じゃない。
人間とは、なんと物凄い能力を持っているのだろう

と、そう圧倒的されて立ちつくすのみ。

人は、人知を凌駕した絶大な能力を目の前にすればただ感嘆するほかないのである。



キャスト


西本雪穂役は、堀北真希(ほりきたまき)さん、1988年生まれ、東京都出身。
2005年テレビドラマ「野ブタ。をプロデュース」の小谷信子役。


桐原亮司役は、高良健吾(こうらけんご)さん、1987年生まれ熊本県熊本市出身。
2009年映画「ハゲタカ」の守山翔役。
2010年映画「ノルウェイの森」キズキ役。


笹垣潤三役は、船越英一郎(ふなこしえいいちろう)さん、神奈川県足柄下郡湯河原町出身。

父は俳優の船越英二さん、妻は女優の松居一代さん。
テレビバラエティー「ぐるぐるナインティナイン、グルメチキンレース・ゴチになります!」のレギュラーで私的には有名に。


東野圭吾(ひがしのけいご)さん、1958年生まれ、大阪府大阪市出身。
作家となってからは、著作が増刷されないこともあったという苦労人。
文学賞に15回落選したことも。

苦労人を天才と言ってはいけないのかな。
努力の人か。

でも、努力に勝る天才なし、でしたっけ。
どっちみち、やはり、天才には違いない。


監督は、深川栄洋(ふかがわよしひろ)さん、1976年生まれ、千葉県出身。






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