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ひとり映画シネマレビュー 食べて、祈って、恋をして【字幕版】
2010年9月21日(火)鑑賞
食べて、祈って、恋をして
ジュリア・ロバーツ主演映画 食べて、祈って、恋をして【字幕版】を観ました。
エリザベス・ギルバートのベストセラー「Eat Pray Love」の映画化である。
prayを検索すると「えじき」とか「獲物」と出てくるけど、「祈る」という意味もある。
変な題名の映画だな、と思っていたけど「Eat Pray Love」を直訳して、何にもひねらなかったんだね。
外国人の自分探しの旅か。
外国人は陽気なイメージがあるけれど、悩んで沈思黙考するとか、思いきって自分探しの旅に出たい、なんてこともあるんだね。
自分探しの旅
ある日、女性作家が平凡な結婚生活が嫌になり離婚することになる。
特に何がどうしたということもない。
なぜだか現状がいやになったのである。
これを描いているのだから、特に離婚の原因も明瞭に描かれていない。
なんとなく現状に不満が出てきたという感じになっている。
私は何をしているのだろうか?
私の人生はこれでいいのだろうか?
私は何がしたいのだろう?
離婚を突然告げられたパートナーにしてみれば何が原因で離婚に至ったのかはもちろん分からない。
毎日何かに驚き感動したい。
と言われてもピンとくるわけもない。
当然、離婚の原因は自分にはないとの認識である。
そして、私は何がしたいかを探すために旅に出ると言われるのである。
自分探し?離婚の原因はこれか!と愕然とすることだろうが、案外、離婚の原因とはこんなものなのだろうか。
口ではうまく説明できないなんとなくの不安といったもの。
そう、こんなものが原因なのであろう。
逆に、こんなことを口走った人とはもはや結婚生活は続けられないか。
当の本人が何がしたいのかが分からないのだから、取り敢えずは、思いついたことをやってみるしかないのである。
するったって、別に大したことはしない。
イタリア、インド、インドネシアと旅をして、食べて、祈って、そして恋をするだけだ。
ただそれだけのこと。
夫と離婚して、結局は新たな恋をする。
何かがしたい。
自分は何がしたいのだろうか。
と自分探しの旅には出たものの、結論的には、あたらな恋がしたかったということだ。
うーん。
なるほど。
さもありなん。
人生とはこんなものであろう。
こんなものであるけれど、されど、これこそが人生なのであろう。
人間とはあらたな恋がしたいという不安定な存在。
その存在が結婚して安定する。
でもその不安定を押さえつけられずにまた不安定な存在に戻ろうとする。
でも不安定は不安なのでまた安定しようとする。
でも安定すれば新たな驚きがないので退屈でつまらない。
つまらないほど普通だと、それは物凄く普通じゃなくなってくるのである。
という人間の性を描いた映画である。
だからそのつもりで観るべし。
自分探しとはこんな旅なのである。
キャスト&スタッフ
主演はジュリア・フィオナ・ロバーツ。
アメリカ合衆国出身。
えっ、もうこんな歳になるんだね。
でも若いなーーー。
新たな恋の相手役はスペイン出身のハビエル・アンヘル・エンシーナス・バルデム。
ハビエル・バルデムさん、どこかで見たような。
そうか、映画「それでも恋するバルセロナ」か。
えっ、スペインていっても、カナリア諸島じゃないか。
うーん。
行ってみたい。
んっ、2010年7月に「それでも恋するバルセロナ」で共演した同じくスペイン出身のペネロペ・クルスと結婚してるんだ。
へーーー。
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