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ひとり映画シネマレビュー 君が踊る、夏
2010年9月14日(火)鑑賞
君が踊る、夏
映画 「君が踊る、夏」を観ました。
これは溝端淳平さん主演の高知のよさこい祭りが舞台となった映画である。
溝端淳平。
という名前が私のようなおっさんの口から出てくることは実に喜ばしい。
普通は、誰ですか?
それ。
と来るところなんだから。
なのに、時代の流れに辛うじてではあるがついて行っているというところが、ちょっと誇らしくもある。
どうだろうか。
もしかしたらAKB48の前田敦子さんの名前と顔が一致すること以上の快挙じゃなかろうか、と思えたりもするのだ。
夏前に映画 「君が踊る、夏」の存在を知った時。
溝端淳平ーーーー!
誰だこのやろ!
上等じゃねーか!
見てやろうじゃねーか!
と、未知への興味が湧いてきのであった。
なのに「夏」という題をつけていながら9月11日に劇場公開をするとは、実際いかなる大人の事情があったものか。
夏の映画はやっぱり真夏でなきゃ、でしょうに。
と思いながらも。
うっ。
やばい。
これはやばいぞ。
と4度ほど涙を流して泣いてしまった。 ・・・
かつてこれほどに泣けた映画があっただろうか。
まるで体の汚いものをすべて出し切ったかのような、心のどす黒い部分をすべて流し切ったかのような、それほどまでにすがすがしい感じとともに、これほどまでに泣いた記憶はない。
ところで、映画「君が踊る、夏」においても、映画「ハナミズキ」と同じような問題提起がなされている。
夢と愛が目の前にあるときに果たしてどちらを取るべきかという問題である。
映画「ハナミズキ」での主人公は夢を選んでいる。
そして、その10年の後に運命に導かれるように愛を獲得した。
でも、映画「君が踊る、夏」での主人公は迷った挙句に夢を諦め愛を選んでいる。
そして両立できる道もあるさ、と明るい未来を示唆しているのである。
さて、我らおっさん連中は、夢と愛、果たしてどちらを選んできたのだろうか。
監督は香月秀之(かつきひでゆき)さん。
主人公寺本新平役に溝端淳平(みぞばたじゅんぺい)さん。
和歌山県出身。
新平の恋人野上香織役に木南晴夏(きなみはるか)さん。
大阪府出身。
はじめましてですね。
新平の親友大滝司役に五十嵐隼士(いがらししゅんじ)さん。
長野県軽井沢町出身。
おお、軽井沢か。
あなたには何度かお目にかかってますね。
小児がんに冒される野上さくら役に大森絢音(おおもりあやね)さん。
はじめまして。
ちなみに「いちむじん」とは高知県の古い言葉で「一生懸命」の意味となるらしい。
また阿波踊のように「連」とは言わないでチームというらしい。
そのチームの名前が「いちむじん」なのである。
高知に実在する人気チーム「ほにや」がモデルになっているとのことである。
これもちなみにだけど、「ほにや」とは、高知県の昔言葉で「ほんとうにそうだね」の意味となる。
映画での腎悪性横紋筋肉腫様腫瘍(あくせいおうもんきんにくしゅようしゅよう)という難病の少女は、実際に「ほにや」に所属しよさこいを踊っている少女の実話に基づいた奇跡の物語である。
ロケ地
映画の冒頭に仁淀川(によどがわ)に架かる高知県高岡郡(たかおかぐん)越知町(おちちょう)の鎌井田(かまいだ)の沈下橋(ちんかばし)が出てくる。
うーん。
すばらしいところだ。
ぜひ行ってみたいものだ。
軽いフットワークでちゃちゃっと行ってこようかな。
【ひとり映画シネマレビュー君が踊る夏関連】
ひとり映画シネマレビュー BECK
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