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日本の国債発行残高☆船頭多くして船山に登る! - 「価値辞典」

日本の国債発行残高☆船頭多くして船山に登る。みんなが国家からお金をせびった。政治家も無為無策のまま借金をし自己主張も主義主張も理念も信念もなく日本を国債発行残高という山に登らせた。日本に司令塔はいない。だから国債発行残高という山を目指す。

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日本の国債発行残高☆船頭多くして船山に登る - 「価値辞典」


国債発行残高
船頭多くして船山に登る


船頭多くして船山に登る
(せんどうおおくしてふねやまにのぼる)

船頭多くして船山に上る
とネット上で辞書を引くと「上る」となるのだが、やはり山に登るのは「登る」意外にないだろう。

意味は、指図する人が多くて方針の統一がとれず、物事が目的をはずれた方向に進んでしまうこと。

一つの船に船頭が何人もいたのでは着くべき岸に着かずに山に登ってしまうということである。



さて、国債とは、銀行や証券会社で購入できるもので、国がお金を借りるときの借用書のようなもの。

日本政府が保証するので元本が保証され、半年ごとに利子がつく。

参考までに2010年夏時点の利息は、3年物では固定利息0.14%、100万円が3年後に100万4,200円となる。

5年物は利息0.42%で102万1000円、10年物は利息0.48%104万8000円である。




また、国の借金額の累計は2010年度末で973兆円となる見込みで、年々の国債発行額、利息の支払い、元本の返済額は次のとおりである。




         国債発行額  利息の支払い  元本の返済

2005年度  31.3兆円   7.1兆円   11.6兆円
2006年度  27.5兆円   7.1兆円   10.9兆円
2007年度  25.4兆円   7.5兆円   11.8兆円
2008年度  33.2兆円   7.6兆円   11.6兆円
2009年度  53.5兆円   7.5兆円   10.8兆円
2010年度  44.3兆円  10.0兆円   10.8兆円




これを家計に置き換えて例えてみると、370万円の収入の家庭が、現時点で8700万円の借金をしているその上に、2010年も440万円の借金をして、その中から利息の支払いを100万円、元本の返済を110万円という合計210万円を返済に充てている。

2010年度の新たな借金のほぼ半分を返済にあてるという、まさに借金で借金を返すという状態。


巷間言われていることは、10年後までに国債の発行額をゼロにしないと、全国民の預貯金などの総額1400兆円を超えてしまう事態となり、日本の信用失墜を引き起こすことになるだろうということ。



そうなれば、IMF国際通貨基金から借金をして日本を立て直すことになるけれど、IMF国際通貨基金は日本政府を差し置いて強引に財政再建を進めることになる。

その時には、福祉予算は大幅にカットされ、大増税ま待ち構え、公務員の給与は大幅カットされることだろう。



そうなる前に借金を減らす方法としては、ハイパーインフレを引き起こす方法。
物価が100倍になれば借金が100分の1になるという寸法である。

国民の貯金を半分巻きあげる方法。
50%課税をするわけである。

預金封鎖をする方法。
国民の財産を差し押さえて借金返済に強制的に回す方法が考えられている。



国債乱発の戦後混乱期にはハイパーインフレが起こり預金封鎖が行われたが、どうだろうか。

船頭多くして船山に登る。

みんなが国家からお金をせびった。
政治家も無為無策のまま借金をし、自己主張も主義主張も理念も信念もなく日本を山に登らせた。

船頭である総理大臣さえしっかりしてくれればこうにはならなかったのであろうか。
いや、船頭はいっぱい居たじゃないか。
総理大臣ひとりの責任にするのは酷というものだ。

とまあ、いずれにせよ国債は戦後に紙くずとなった歴史をきっと繰り返すのだろう。


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