自分探し厨の深層心理てすと【価値観辞典】

都合が悪くなれば心の内の叫びに蓋

とにかく、現状を維持するのと、

肯定するのに、必死じゃないか。

題名 - 都合が悪くなれば心の内の叫びに蓋
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憂鬱で気鬱な人生を捨て去り、会社の呪縛から解かれるために、

新聞を利用しなければならないのに、まったく逆じゃないですか。



なんですか、この体たらくは。この際は、一斉に、己の生活や行動、思考を洗い出してみて下さい。

さすれば、総合、国際、経済、株式市況、広告、文化、芸能、ラジオ、暮らし、囲碁、将棋、小説などは、もう必要ではなくなるのです。



と言ってしまえば、「幾らなんでも、それは言い過ぎでしょう」、「最低、スポーツや娯楽は必要です」、

「スポーツや趣味は、人生に潤いを与え、緩衝材としても最適です」と、言う人が必ず出て来ます。



そういう人には、「それじゃー、今まで通りでいいじゃないですか」、「どうぞ今まで通り新聞を読んで下さい」、

「今まで通りの人生をお送り下さい」と、面と向かって言えば喧嘩になりますので、心の中でそっと言って差し上げます。



「趣味は、人生に潤いを与え、緩衝材になる」と言われても、人生そのものを悲惨の局地に追い遣っておいて、よく言うよ。

嫌いな人生にしているから、趣味や娯楽が必要になるんじゃないですか。

題名 - 煙草の臭いを嗅ぐだけで気分が悪く
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とにかく、現状を維持するのと、肯定するのに、必死じゃないか。



自分の心の内では、薄々気付いているだろうに、人生を変えることを最初から無理だと決め付けて、

面倒から逃げ出し、現状維持のために言い訳をして、自分を誤魔化すのです。



都合が悪くなれば、直ぐに心の内の叫びに蓋をして、厳しい現実へはヘラヘラと媚を売り、

生ぬるい現実には甘ったれてドップリと浸かるのです。


題名 - 煙草の臭いを嗅ぐだけで気分が悪く
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スポーツや趣味や娯楽は、組織から解放されて、人生を謳歌する、その段階で楽しめばいいじゃないですか。

趣味までも、学校や会社での生活維持に利用してはいけません。



新聞も同じことです。

組織から自由になって、楽しめばいいのです。がんじがらめの己で居るのに、なのに、そう在り続けるために新聞を読む。



たった今からは、現状を変えるためだけに新聞を読んで下さい。

一体全体、今までの人生で、一度だって何かに本気で取り組んだことがありますか。



一度ぐらいは本気で、取り組んでみてもいいじゃないですか。

題名 - 煙草の臭いを嗅ぐだけで気分が悪く
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と言えば、「何故あなたに、命令されなければならないのか」と、今までなら、こう来るところです。

「勘違いしてもらったら困ります。」



あなたの体と頭の中身は、学校や会社の虜(とりこ)となっているようですが、精神は自由の筈です。

私生活にまで、奴隷根性を持ち込まないで下さい。



当方が言っていることは、飽く迄、主張したいからこそ、しているだけであって、

また、そうすることが好きだからこそ、遣っていることであって、そんなものは、

あなたの自由な精神で、取捨選択するなり無視するなり、好きにして下さい。



命令なんて、とんでもない。

そう取れるなら、あなたの心が病んでいるからでしょう。

題名 - 煙草の臭いを嗅ぐだけで気分が悪く
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人によっては、「定年退職すれば、どうせ組織から解放されて、自由になれるのだから、急ぐ必要はないだろう」、

「現状を変えなくても、いずれ自由になるのなら、それで結構じゃないか」と、変な理屈を言われる方もいらっしゃいます。



「だから、今、脱出する必要はない」というようなことを、おっしゃるのです。

退職後は自由なのだから、新聞を読み、趣味にも興じると言うのです。

たっぷりと新聞を読んで、趣味で潤う人生だそうです。

題名 - 煙草の臭いを嗅ぐだけで気分が悪く
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自分の人生の60年間を捨てておいて、残りの僅かな人生を、新聞と趣味で楽しむと言うのですから、

彼の頭の中には、会社生活を続けるために新聞と趣味が存在する以上に、人生を続けるために新聞と趣味が存在するのでしょう。



少し、ややこしいでしょうか。

もう少し分かりやすく言ってしまえば、「彼の人生は、新聞を読み、趣味に興ずることなり」となります。

題名 - 煙草の臭いを嗅ぐだけで気分が悪く
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「そういう人生の、何処がダメなのですか?」

と、ストレートに問われれば、「そんなの、人それぞれです」と言う他無く、また、早々にその場を退散するしかありません。



そんな人を相手にしていたら、人生が何回あっても足りやしないのです。

知らない振り、分からない振りをして来ましたが、そういう人達が何故新聞を読んでいるのかは、分からないこともありません。



組織の中で生きるには、新聞を読むことが必要だろうと思うから、読んでいるのでしょう。

現状で評価されることが、唯一の道であると覚悟を決めているから、新聞を読む以外、手が無いんでしょう。

新聞を読む人と読まない人とでは、評価が分かれるから、それが気になるんでしょう。

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