宗派:臨済宗妙心寺派
本尊:薬師如来
創建年:・弘仁6年(815年)
開基:空海(弘法大師)
正式名:金剛山 一乗院 藤井寺
札所:四国八十八カ所霊場第十一番札所
本尊真言:おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
御詠歌::色も香も 無比中道の 藤井寺 真如の波の たたぬ日もなし
住所:徳島県吉野川市鴨島町飯尾1525番地
駐車場:なし 民間有料駐車場あり1回普通車200円
宿坊:なし
鉄道:徳島線鴨島駅下車2.8km
自動車道:徳島自動車道土成ICから約7.9km
10番 切幡寺 ⇒9.3km⇒
11番 藤井寺 ⇒12.9km⇒
12番 焼山寺
見所
藤井寺藤棚
空海(弘法大師)お手植えの五色の藤だといわれる藤棚は是非見てみたいところ。
開花(4月下旬から5月上旬)
本堂龍の天井画
本堂天井の「雲龍」は昭和52年地元鴨島町出身の林雲渓作で30畳ほどの大作。
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四国八十八箇所霊場第十一番札所 金剛山 一乗院 藤井寺
第11番札所
こんごうざん いちじょういん ふじいでら
金剛山 一乗院 藤井寺
四国八十八箇所霊場第十一番札所である藤井寺(ふじいでら)は徳島県吉野川市鴨島町にある臨済宗妙心寺派の薬師如来を本尊とする寺院である。
正式名は金剛山(こんごうざん)一乗院(いちじょういん)藤井寺(ふじいでら)。
四国八十八箇所霊場中「寺」を「てら」と読むのは藤井寺だけである。
ちなみに「寺」さえもつかないのは五十五番札所南光坊(なんこうぼう)だけである。
弘仁6年(815年)に空海(弘法大師)が自他ともに厄難を祓うため(弘法大師42歳の厄年)薬師如来像を刻んで堂宇を建立。その堂宇の前に五色の藤を植え藤井寺と号したといわれている。
真言密教の道場として発展したが、天正年間(1573年〜1592年)に長宗我部元親の兵火によって焼失。延宝2年(1674年)に臨済宗の南山国師が入山して再興したことから臨済宗に改宗。現在の伽藍は万延元年(1860年)に再建されたものである。
国指定重要文化財
本尊の木造薬師如来坐像(86.7cm)は久安4年(1148年)仏師経尋の作。秘仏につき普段は公開されない。
冬の情景
山門(仁王門)
ひなびた雰囲気がまた郷愁を誘っていいのである。
納経所 本堂
大師堂
白龍弁財天 不動堂
藤棚
そして山門をくぐっての帰り道。
山門(仁王門)
千社札(せんじゃふだ)
神社仏閣に参拝をした記念として貼るお札を千社札(せんじゃふだ)という。
四国八十八ヶ所を巡礼することを「打つ」というけれど、どうも昔は巡礼の証に木の札をお寺の柱などにを打ち付けたということで、打つとはそこからきているようである。
江戸時代に入って木の札が紙の札に変わり、今ではお札貼り付け禁止という札所も多くある。
と、仁王門の柱をよくみると木の板が打ちつけられているじゃないか。
そうか、これのことか。
と、上の方を見ると紙の札が貼られている。
うんうん、これのことか。
山門を抜けて駐車場へ。
門前では「干しいも」などを売っている。
春の情景
四月下旬に巡礼すると様相は一変する。
弁財天池
これは近所にある鴨島温泉「鴨の湯」である。
露天風呂は透明透明なものと少し茶色に濁っているものがある。
茶色に濁ってる露天風呂は小さい。
私もおっさんではあるが、それよりももっとおっさん連中に体を舐めまわされながら入ることとなる。
※いや失礼。「舐めまわされながら」というのは小さいというのを表現したつもりです。
実際はそんなことありませんからご安心ください。
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