宗派:真言宗御室派
本尊:勝軍地蔵菩薩
創建年:弘仁12年(821年)
開基:空海(弘法大師)
正式名:無尽山 荘厳院 地蔵寺
札所:四国八十八カ所霊場第五番札所
本尊真言:おん かかかびさんまえい そわか
御詠歌:六道の 能化の地蔵 大菩薩 導き給え この世のちの世
住所:徳島県板野郡板野町羅漢字林東5
駐車場:30台 境内に隣接
宿坊:なし
鉄道:高徳線板野駅下車 徳島バス鍛冶屋原行き10分羅漢下車徒歩5分
自動車道:高松自動車道板野ICから約5.0km
4番 大日寺 ⇒2.0km⇒
5番 地蔵寺 ⇒5.3km⇒
6番 安楽寺
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四国八十八箇所霊場第五番札所 無尽山 荘厳院 地蔵寺
第5番札所
むじんざん しょうごんいん じぞうじ
無尽山 荘厳院 地蔵寺
四国八十八箇所霊場第五番札所である地蔵寺(じぞうじ)は徳島県板野郡板野町にある真言宗御室派の勝軍地蔵菩薩を本尊とする寺院である。
正式名は無尽山(むじんざん)荘厳院(しょうごんいん)地蔵寺(じぞうじ)。
弘仁12年(821年)、嵯峨天皇の勅願により空海(弘法大師)が自ら1寸8分(約5.5cm)の勝軍地蔵菩薩(甲冑(かっちゅう)を身にまとい馬にまたがっている)を刻み本尊とし、その後熊野権現の導師、函上人が刻んだ1尺7寸(約50cm)の延命地蔵尊の胎内に納めている。
勝軍地蔵菩薩ということから源義経などの武将からの信仰も厚く地蔵寺はかつては阿波、讃岐、 伊予の3力国に300力寺あまりの末寺を持つほどに栄えたが、天正10年(1582年)に長宗我部元親の兵火によってほとんどを焼失し、江戸時代、徳島藩主蜂須賀家によって再建されている。
見所
五百羅漢
六十六番札所、七十五番札所にも五百羅漢は安置されているが等身大の五百羅漢はここだけである。奥の院の羅漢堂へは本堂裏の階段から。
安永4年(1775年)、実聞、実名という僧侶によって創建されたという。
1915年(大正4年)に火災で焼失。1922年(大正11年)再建。拝観料200円。
水琴窟
水琴窟は水子地蔵尊と大師堂の2カ所にある。
たらちね大銀杏
山門をくぐると樹齢800年超の空海(弘法大師)お手植えといわれる大銀杏がある。
山門(仁王門)
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